スワヒリ語

マッサージにケニアの選手が来てくれるのですが、

いつまでたっても日本語を覚えてくれません。

「どこいたい?」彼が手で背中をさする。それであとは無言で治療に入る。

 

脈を診るとちょっと「風邪」の脈。

背中を診る(背候診する)と、カゼのツボが出ていて、日本人なら、風熱の鍼をして、

お灸をして「風邪」の手当てをしてからマッサージするのだけど、

鍼とか灸とかの説明が難しいので全部、手技でやりました。

時間がかかる。

治療の後で、先日買ったばかりのスワヒリ語の辞書を差し出しながら

「かぜ、わかる?」と聞いたら、ページをめくってhomaを指さしました。

「熱」と書いてありました。サンスクリットなら護摩祈祷(ホーマー)だけど、

どこかに簡単な医療用スワヒリ語のパンフレットでもないかしら。